設立趣旨

活動趣旨

医療の進展は目覚ましく、患者さんの寿命は延びた一方、高い治療費を長期間支払い続けることになりました。

これまで患者さんも、ご家族も、不安と孤独に押し潰されそうになりながら、一日一日を何とか生きてこられたのではないでしょうか。

私達は患者さんやご家族の治療費に役立つ具体的な情報を発信します。

そのことで患者さんとご家族のお役に立ちたいと思います。

1.生命保険特約の周知活動

治療費の捻出について生命保険への期待が高まっています。

私達は「生命保険は、治療中のこのようなときには貰えます」と、生命保険の活用についての周知活動を行っています。

貰えることに気付かず、保険金給付請求をしていなかったり、解約したり、失効したりしている事例に接することは少なくなくありません。

そのようなとき、ナントモやるせない気持ちになります。

私達と患者会との共同調査(2013年4月実施 回答者数107名)では、定期的な勉強会をもつ熱心な患者会ですら、リビング・ニーズ特約を知っていると答えた会員さんは45%でした。

また診断から1年以内の会員さんでは22%でした。

なかには闘病中に保険料のやりくりが出来ず、契約失効している例もありました。

また遺族からは、もしリビング・ニーズ特約を知っていたなら、「もっといろいろなことをさせてあげたのに・・・。」、という後悔のご意見も有りました。

これは契約者と保険者だけの問題ではありません。

社会の問題として大いに声を挙げなければならないと思います。

生命保険特約の周知活動

【リビング・ニーズ特約を知らなかった遺族の声】

もしLNを知っていたなら、やりたいことをやらせてあげたかった。(肝臓癌 治療歴長期)

もし、知っていたら、使いたかった。治療費や、行きたいところに行かせてあげたかった。(大腸癌 治療歴5年)

→リビング・ニーズ特約の周知度調査の詳細はこちらをご覧ください。

2.生命保険そのものを換金する「保険金請求権の譲渡」の啓発

国に財源がないと言うのであれば、生命保険など国民の自助努力に対して、社会はこのように支援しますという仕組みが必要です。

それには、生命保険の利用しやすさ(利便性)を高めることです。

例えば、日々の生活費や治療費ややり残したことを実現するために、住宅や車や宝石等の財産を処分するのと同じように、生命保険も処分できるよう利便性を高めることです。

結果として患者さんはまとまった現金を得ることが出来ます。

欧米で「保険金請求権の譲渡」がここまで拡大した理由には、患者会が積極にそれを後押ししたからです。

カナダにおいては患者会が議会を動かして立法化を実現しました。

今では、病院の相談業務(医療ソーシャルワーカー業務)の必須の確認すべきアイテムとなっています。

私達もそれらに学びたいと思います。

以下の質問に該当するとき、「お問い合わせ」より、ご相談下さい。

生命保険について、もしあなたが、

  • 解約することで、保険料や解約返戻金を治療費に充てたいと思ったなら
  • 預金が底をつき、もうこれ以上継続することは無理と思ったなら
  • 解約して、先進医療を受けるための治療費に充てたいと思ったなら
  • 病のために事業の継続できず、解約しようと思ったなら
  • このままでは保険料未払いによる契約失効に陥ると思ったなら
  • 家族の環境が代わり、もう必要ないと思ったなら
  • 保険金を遺族に遺すより、社会の為に役立てたいと思ったなら

ご相談される場合は、ご相談の前に、保険金請求漏れが無いのか、保険金支払いに該当しないか、あなたの保険担当者に相談をしてみましょう。

しかし、それでも解決出来ないとしたら、誰かがあなたをサポートする必要があります。

しかしながら同じように悩んでいる人は何百万人もいます。

私達だけで全てを解決することは不可能です。

しかし要請があれば、可能な限りサポートしたいと思います。

【保険金請求権の譲渡について】

2010年4月より施行された保険法

第四十七条(保険給付請求権の譲渡等についての被保険者の同意)

「死亡保険契約に基づき保険給付を請求する権利の譲渡又は当該権利を目的とする質権の設定(保険事故が発生した後にされたものを除く。)は、被保険者の同意がなければ、その効力を生じない。」

この条文は、保険事故の発生前に抽象的な保険金請求権が発生していることを前提にして、条件付きで保険金請求権は譲渡できることを規定したものといわれています。

従いまして、保険金請求権は譲渡することも、買取ることもできることになります。

3.今後の研究

患者さんの経済的負担感は患者の精神面にも影響する可能性があるということが注目されています。

東京大学の医科学研究所の児玉有子さんの調査によると、がん患者さんで「うつ傾向がかなり強い」と評された割合は、経済的な負担感があるという患者さんの場合、負担感が無いと言う患者さんに比べ3倍以上高かったことを発表しました。

このように経済苦が新たな病を生んでいます。

そしてそれは確実に増えているということでした。

私達は治療費の問題がもっともっと議論されることを希望します。

そして患者さんやご家族がどのように治療費を賄っているのかを具体的に調査し、発表したいと思います。

治療費に関係する制度などをサイトの「治療費の備え」にアップしましたのでご覧くださいませ。

【お知らせ】

患者会『患者の生命保険を考える会』は2013年4月より患者会『がんの治療費を考える会』と改称しました。

 

患者会『がんの治療費を考える会』

代表 濱崎研治(プロフィール

〒136-0076 東京都江東区南砂2-3-2-729

TEL:03-5677-4001 / MAIL:

がんの治療費を考える会
  • 活動報告活動の領域は講演会や執筆や相談などですがその記録の一部を紹介します。
  • 治療費の備え生命保険の特約内容や助成制度など、あらかじめ把握しておくことは重要なことです。
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