テキサス州 Texas House Bill 2383

http://www.capitol.state.tx.us/tlodocs/83R/billtext/pdf/HB02383F.pdf

 

下院法案2383号

 

長期介護・支援サービスの料金支払いのための生命保険買取契約、および医療扶助制度適格性決定に際しての生命保険契約の扱い、に関する

法 令

 

テキサス州議会による制定のために:

 

第1条

人的資源法第32章B節は改正して以下の32.02613条を追加する:

 

32.02613条  生命保険財産;生命保険契約内容の変更。

 

(a) 本条の目的である“長期介護・支援サービス”とは在宅看護、生活支援、養護施設サービスを含む。

 

(b) 額面保険金額が1万ドル以上の生命保険を保有する保険契約者は、長期介護・支援サービスを受けるため、以下の者への直接支払いの代わりとして、保険法1111A章に基づき生命保険買取契約を締結することができる:

  (1) そうしたサービスの当該受益者にかかるサービスを提供する医療提供者;または

  (2) 医療扶助制度に基づき、当該受益者にかかるサービスを提供する費用を支援する州当局。

 

(c) 本条の規定に基づいて締結される生命保険買取契約の譲渡代金は、以下のサブセクション(d)(1)に規定する額を除き、長期介護・支援サービスの支払いに使用されなければならない。連邦法のもとで可能であり且つ連邦法によって認められている限りで、医療扶助制度は、医療扶助制度に適格であって且つ生命保険契約者が本条に基づき締結した生命保険買取契約の受益対象である者に供与される長期介護・支援サービスについて、第二次支払い者(secondary payor)としてのみ機能する。

 

(d) 保険法第1111A章に基づく要件に加えて、本条に基づき締結される生命保険買取契約は次のものでなければならない:

  (1) 当該生命保険の額面保険金額の5%、または5千ドルのうち、いずれかの低い方の額が留保され、葬儀費用として契約者の財産に、または指名受取人に、支払われることを定めていること;

  (2) 生命保険買取契約に基づく譲渡代金のうち契約者の死亡時に未払いとなっている残額は、契約者の遺産に、あるいは指定する受取人に、支払われなければならない旨を定めていること;および

  (3)  生命保険買取契約に基づく、長期医療介護・支援サービスに支払われるべき総額を定めていること。

 

(e) 本条に基づいて締結される生命保険買取契約の譲渡代金はすべて、長期介護・支援サービスの当該受益者のための、またはその他 本条によって要求されている支払いのための、取消不能の州保証または連邦保証の口座に管理されなければならない。

 

(f) 本条に基づいて締結する生命保険買取契約の受益人である長期介護・支援サービスの受益者のみ、上記 (e) 項に規定されている口座から支払われる同サービスのプロバイダー及びサービス種類を選択することができる。特定のプロバイダーを選択することを当該受益者に要求する人物のいかなる試みも厳密に禁じられるものとし、このような試みは保険法のもとで、不当な競争方法もしくは不公正な、または欺瞞的な、行為ないし慣行とみなされる。

 

(g) 本条に基づき生命保険契約者を相手方として生命保険買取契約を締結する者は、以下を保持しなければならない:

  (1) テキサス州において生命保険事業者として公認されている保険会社が作成し発行する生命保険証書;

  (2) 過誤責任賠償保険;または

  (3) 現金、預金証書、もしくは証券類を合わせて50万ドルの額の預金。

 

(h) 保険法第1111A章の要件に合致して、本条に基づき生命保険の契約者を相手として生命保険買取契約を締結する生命保険買取契約プロバイダーは、テキサス州保険局に以下を提出しなければならない:

  (1) 当該プロバイダーが使用するすべての生命保険買取契約の書式;および

  (2) 当該プロバイダーが使用するすべての広告およびマーケティング資料。

 

(i)  保険法第1111A.022(a)(2)(A)条は、生命保険買取契約が少なくとも5年の期間にわたって有効に維持されている生命保険買取契約においては適用されない。

 

(j)  生命保険契約の契約者が本条項に基づき生命保険買取契約を締結している相手方の生命保険買取契約プロバイダーに対する、当該契約者、契約者の遺産、指名保険金受取人、またはその契約に関係するその他の人物による支払い請求の額は、当該生命保険契約の額面金額から、買取契約に基づいて支払われた譲渡代金を差し引き、買取契約を締結して以来保険契約者が支払った保険料合計額を足した額を越えることはできない。

生命保険買取契約のプロバイダーは本 (j) 項に基づく支払い請求額を、本条の (e) 項に規定する口座の資金から支払わなければならない。

 

(k) テキサス州保険局は、保険法第1111A章に従い、本条に基づき生命保険契約者を相手に生命保険買取契約を締結する各生命保険買取契約プロバイダーの市場検査(market examination)を定期的に行うことができる。

 

(l) 同保険局は、医療扶助制度に基づく長期介護・支援サービスへの申請者に対して生命保険契約の諸選択肢について教育するものとし、一方で医療扶助への適格性の決定に当たって生命保険証書を資産ないし財産であるとみなすことを認めないようにする選択肢も含めて教育するものとする。

 

(m) “保健および人的福祉委員会”の長官は、保険局長と協議のうえ、本条を実施するために必要な規則を採択するものとする。規則は以下を保証するものでなければならない:

  (1) 生命保険買取契約による譲渡代金は、医療扶助長期介護・支援サービスの費用を相殺するものとして長期介護・支援サービスのプロバイダーまたは州当局に償還するために使用されるべきこと;

  (2) 医療扶助制度への適格性と扶助の必要性は、本条に規定されている生命保険買取契約による譲渡代金の残額を考慮することなく決定されるべきこと;および

  (3) 長期介護・支援サービスのプロバイダーへの支払いと適用所得支払い(applied income payment)は本章に合致して為されるべきこと。

 

(n) 生命保険契約の契約者による、本条に基づく生命保険買取契約の締結は、当該契約者の医療扶助制度への適格性の決定に当たって、保険証書が資産ないし財産と見なされることを回避できる唯一の方法ではない。

 

(o) 本条の諸規定にかかわらず、本条のある規定の実施が費用効果をもたらさないか、または実行可能でないと(前記)委員会が決定する場合には、保険局はその規定を実施することはできない。

 

第2条

この法令で追加される人的資源法32.02613条の(o)項を条件として、“保健および人的福祉委員会”は、本法令によって追加された人的資源法32.02613条を2014年1月1日までに実施するうえで必要な規則を採択するものとする。

 

第3条

本法令によって行われる法律上の変更は、本法令によって追加される人的資源法32.02613条(o)項を条件として、2014年1月1日当日またはその後からのみ医療扶助給付の対象者の適格性の決定に適用される。2014年1月1日より前に為される適格性の決定は、本法令の発効日直前に有効な法律に準拠し、その法律が当該の決定目的について効力を持続する。

 

第4条

この法令のどの規定でも、それを実施する前に州のいずれかの機関が、連邦機関の権限放棄または権限付与がその規定の実施のために必要であると決定する場合には、その規定に関係する機関は連邦機関のそうした権限放棄またはそれからの権限付与を要求するものとし、かかる放棄または付与が認められるまで、その規定の実施を遅らせることができる。

 

第5条

本法令は、各議院に選出されている全議員の3分の2の多数による票決を得る場合にはテキサス州憲法第3節39条の規定によって直ちに効力を生じる。この法令が、即時発効に必要な票数を得ない場合には、本法令は2013年9月1日に効力を発する。

 

                                       

  上院議長                                        下院議長

 

 下院法案第2383号は、2013年5月4日、賛成114票、反対17票、出席無投票者4名の票数で、下院で可決されたこと、および下院は2013年5月23日に、賛成134票、反対5票、出席無投票者2名の票数で上院による修正条文に同意したことを証する。

 

                                       

                                                          下院事務長

 

 下院法案第2383号は、上院において2013年5月21日、修正の上、賛成25票、反対6票の票数で可決されたことを証する。

 

                                       

                                                          上院書記官

 

承認             

    日付

 

               

    知事