E子さん(60歳代)は仲間とお店を経営していました。

乳がんと診断されて7年目、これまで再発を繰り替えし病期Ⅳ期となってしまった。

20年前に加入した生命保険の特約部分が更新の時期となり、5ヶ月後には月々の保険料の支払いがこれまでの約2倍になることが判りました。

これまでの長年の治療で預金は減ってきました。

そのうえで更に大きな負担となる保険料なんて払えない。

そんなときに主治医から放射線治療を勧められた。

その費用を調べてみると約300万円もするという。

「お金の切れ目が命の切れ目」と諦めかけていたときに、娘さんがE子さんに声をかけた。

「どうせ、これまで以上の保険料を払い続けることは無理と思う。保険を解約しても返戻金は僅かだし、いっそのこと生命保険の権利を売却してみたらどうなの。」

「解約返戻金よりも高く売れるのならリスクは無いはずヨ。」

「そうすることで先進医療を受けてみたらスッキリすると思う。」

そして娘さんが私達に相談に来ました。

私達はリビング・ニーズ特約の請求を勧めましたが、残念ながら主治医に断られてしまいました。

生命保険買取会社を紹介しました。

弁護士が入って売却の契約が行われました。


 まさに情報力と決断力が求められる事例でした。