日本国内において生活保護の受給申請をする場合、加入している生命保険は解約したうえで申請をすることになっています。

米国においても同様に、低所得者が医療費を支払うことが出来ないときの公的助成制度であるメディケイドに申請する場合は、加入済みの生命保険を解約しなければならない、ということになっていました。

ところが2013年5月23日 テキサス州議会は米国で初めて全く新しい法案を大多数の賛成で可決しました。

可決した法案は、メディケイド制度と生命保険買取制度が融合したもので、「Medicaid Life Settlement Legislation」と呼ばれています。

 

新しい法案では、低所得者がメディケイドを申請するに当たり、生命保険を解約しなくてもよいということになりました。

また、加入済みの生命保険を生命保険買取業者に譲渡することで、ご自分の療養費として利用できることも可決されました。

 

利用者さんにとっては、他人に気兼ねなく療養生活を過ごすことが出来ます。

介護サービス提供者にとってもより高いサービス提供が出来ます。

同時にテキサス州のメディケイド予算支出の縮小が図れることにもなります。

トリプルWIN法案と言われました。

 

 

関係記事

http://online.wsj.com/article/PR-CO-20130528-910221.html

 

米国の社会福祉は前年比で11%カットされることになりましたが、その代替案として様々な試みがされています。