-はじめに-

患者さんの治療費に生命保険は活かせます。生命保険を解約・失効させないで!!

がん患者さんの経済的問題は大きな社会問題であり、今後も益々拡大するものと考えています。

image増加する患者数、高額化する医療費、就労の問題など、いずれもが喫緊の課題であります。

にも拘らず、個人の自助努力に対して、社会はこのように支援を行いますという仕組みが貧弱であることを私達は痛感しています。

生命保険は、万が一の時の備えとして、多くの人々が関心を寄せています。

欧米では、がんの治療費・高齢者の長期療養費として生命保険の利用推進が図られ、一部の州では法律として確立されています。

具体的には、生命保険の譲渡、担保融資、介護保険への変更など多様な便益が確保されています。

確保されることで生命保険が治療費として活かされています。

しかしながら日本では、そのようなことが周知されず、また制約も多く、議論もされず、生命保険の有益な価値が活かされていません。

お一人で悩むのではなく、みんなで一緒に考えてみましょう。

今日 国の財政が危機的な状況にある中で、生命保険には国民の9割の世帯が加入しています。

また生命保険と個人年金への国民の保険料支出は36兆円(平成23年度)と巨額です。

(公財)生命保険文化センターの調査(生命保険に関する実態調査2012年版)によると、一世帯当たりの年間払込保険料は、平均41.6万円だそうです。

仮に30年間、同額の保険料を払い続けると、その総額はなんと1,248万円になります。

まさに住宅の次に高い買い物であるといえるでしょう。

しかしながら、生命保険契約の途中解約や保険料未払いによる失効は相も変わらず高い水準にあります。

ただ、解約や失効しても手元に戻るお金は微小でしょう。

個人保険契約の解約・失効件数/(社)生命保険協会 資料より抜粋
年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度
解約件数 552万件 564万件 523万件 532万件
失効件数 166万件 168万件 163万件 148万件
合計 718万件 732万件 686万件 680万件

同調査によると、解約や失効の理由としては、「掛け金(保険料)を支払う余裕がなくなったから。」と答えた割合は32.5%ということでした。

実際に私達の経験でも、いざというときに「困った!どうしよう!」と当惑し、混乱の中で解約や失効に至ったという例を数多く見てまいりました。

ご家族にとって今の療養はたいした問題ではないかもしれません。

しかし、将来お金が問題となることがあります。

あるいはご家族に時間と仕事の両面で負担をかけることもあります。

もしご家族の誰かが仕事を辞めたり長期休暇を取らなければならないとき大きな負担が掛かります。

そして治療が続けられ、病期の進行と共に、その治療費や介護のための費用は増大します。

まずは、生命保険はこのような解決のための有効な財産であることを理解しましょう。

お一人で悩むのではなく、みんなで一緒に考えてみましょう。

患者会 「がんの治療費を考える会」

代表 濱崎研治

がんの治療費を考える会
  • 活動報告活動の領域は講演会や執筆や相談などですがその記録の一部を紹介します。
  • 治療費の備え生命保険の特約内容や助成制度など、あらかじめ把握しておくことは重要なことです。
  • トピックス生命保険に関する内外のホットな情報を紹介していきます。